部屋とスピーカーシステムの相性

長いお盆休暇後は、出張で昨晩帰ってきました。
帰ってきて早々に目に付いたのが、自室の前の3Fフロアーに退場をしていたFE168NSを使用した石田式BHでした。
前にも書きましたが、このシステムはデッドで広い部屋で鳴らすと非常に良い感じで鳴ってくれます。
耳障りな中高音を距離感とデッドの部屋の吸音力で丁度良いバランスになっていたと考えられます。
広い部屋でデッドの部屋と相性が良い事例だと思います。
ですから、新横浜のラポールの視聴覚室での試聴の際は評判が良かった。

しかし、自室での試聴は真逆の結果になっていました。
鉄筋コンクリート14畳は、木造住宅に比べて狭く写真の通りにルームチューンで部屋はライブです。
ラポールの視聴覚室に比べると超狭い環境の上にライブですので、FE特有のカンカンと感じる帯域を強調しているのが原因と考えています。
完全に部屋とはミスマッチングです。
情報量を顕著に聴かせる部屋の特性が諸刃の剣で、スピーカーの特性の違いを分かり易くしているようです。
自室の調整は、市販品に近い音質のスピーカーには有利に働いているようで、メインとマークオーディオの口径の大きい物にはベストマッチングのようです。
最も、FE168NSを聴き続けると耳が慣れる?麻痺して丁度良い感じに聞こえますので、部屋と合わなくても自分の耳を合わせるのも趣味としたら有効な手段ですね。
ただし、高級市販品系の音は、まったりしたぼけた音に聞こえるかもしれません。(汗)
僕も、FE168NSを音質調整で追い込んでいるときに同様な症状になりましたが、定期的な出張の期間が耳のリセット期間になり、助かっていました。(ホッ)

しかし、AVだと話が変わります。
写真は、AVのフロント部分の写真ですが、センターに癖の強いFE208EΣを仕込んでいますが、AVだと癖を全く感じさせません。
映画特有の効果音などが多い場合は、超リアルな感じで鳴ってくれます。
左右のユピーカーもFE208ESに交換したかったのですが、屋探しても見つからず現状維持を決め込んでいます。
FE208ESの代わりにFE168NSとFE138ES-Rの2本使いも面白いかな考えています。
FE168NSとFE138ES-R単体だと、FE208EΣに比べると能率が違いすぎるので、パラって能率を上げてるのも手かな考えています。
何かしていないと飽きますので、簡単に出来ることからいたずらをして楽しみたいと思います。
☆音楽専用DVDは、AVシステムでは無くてメインに切り替えて2chで視聴しています。