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メイン 【ウーファー交代】

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気になると速攻で行動に移す性分は、還暦を過ぎても変わりません。(汗)
本日は、出張前に代休を取って好きな自作スピーカーの改善をしていました。
塗装などしている時間的な余裕がないので、メルクシパイン15mm厚の集成材を使用して簡単にウーファーの交換作業をしました。
本来なら、一から作り直すのが王道ですが、密閉箱なので既存の箱をそのまま使用。

サブメインの箱は、少し容積が少なかったのでメインの箱で本領を発揮しています。
タイトであって量感豊かな低音に惚れ込んでいます。
ミッドバスのダクトは塞いで密閉にするとよりタイトな低域になりました。
一度は、ゴールと思っていましたが、まさかの音質改善です。
電気的には、ソースダイレクトのままでの再生ですので、驚嘆のないものでも無いですね。
それにしても、45年前のフォスター電機の技術力には、脱帽を通り過ぎて畏怖すら感じます。

作業内容

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まずは、既存のユニットを取り外してサブバッフルの開口部に干渉しないように、既存の箱の加工から入ります。
大凡の、加工が済んだら鬼目ナットを取り付ける位置決めの作業です。

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位置決めは、あらかじめサブバッフルを加工して穴を開けた物を、実際に既存の箱にマスキングテープで固定します。

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サブバッフルの固定が済んだら、サブバッフルの加工済み穴をガイドにして既存の箱に鬼目用の穴を開けて行きます。
その作業が終わるとマスキングテープを剥がして、既存の箱に鬼目ナットを仕込んで、サブバッフルを専用のネジで固定。
ここから先は、いつものユニットの取り付けとネットワークの設置で完了です。

CIMG6708.jpg

追記
只今、オルガンを聴きながら書き込んでいますが、ソースダイレクトでオルガンが余裕で力強く再生されています。
SLE-20Wに感謝♪~感謝♪~です。
録音をしたのですが、オルガンの録音は僕の録音技術では無理なので、アップは断念します。









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Suzukiさん

>スピーカー製品って、45年前から比べても価格以外は向上していないように思えますね。

同感です。
新素材の活用で若干の改良は認められるますが、音が新素材で良くなっていると良いのですが・・・・若干の疑問があります。
F社も70周年記念の新製品は、基本的に過去のい製品です。
経年劣化がひどくなければ、逆に良いのかもしれませんね。

むしろ、箱の設計の方が音の変化に影響を出しているのではないのかと思われる節が多いです。

 

スピーカー製品って、45年前から比べても価格以外は向上していないように思えますね。
こんなに技術向上がないのに、何かちょっと変えただけでものすごい音質向上があったかのような論評には、最近は乗らないようにしています。
いまの電磁気で駆動するダイナミックスピーカー方式が続く限りは、大した向上は見込めないように思います。

 

HERAさん

トイレで目が覚めてブログを見たら、2件のコメントの確認をして返信を書いています。
明日の朝、メインでのザ・マスカレードを録音してアップしますので、音の違いをアップしてください。

 

アールefuさん

故古舘さんが仕入れ野ルートの説明をしていたことを思い出しました。
8本購入して4本使用して、デッドストックで4本有った物を形見分けして貰いました。
古舘さんは、このユニットの性能を見抜いていて大人買いをされていたのだと思います。
個人的には、高校生の頃に一度、音を聞いていましたので欲しいユニットの一つでしたが、買いたいときには製造中止になっていました。
三つ子の魂100までと言いますが、45年ぶりに新品状態の物を所有することになり幸せ者です。

予感 

なんかSLE20Wがメインにって予感がしてたのは私だけでしょうかね~とコメント入れながらマスカレード聴いてます(汗)

 

決断の速さにびっくりです。
古館さんの日記によると、このユニットは米国でのOEM品で大量に在庫があったものだそうですね。
もしかしたらまだ新品が手に入るかも。
自分は昔、フルレンジしか興味がなかったので、不思議なユニットとしか認識しなかったのですが、その構造を観て納得しました。
磁気回路(ボイスコイル)の後にもまったく同じダンパーがあり、安定感とバランス抜群。この構造でM0が28gしかないとはものすごく軽量の振動質量だと思います。
欠点があるとすれば、単独のボックスが必要となることぐらいでしょうか。
とにかく、これを造ったF社の技術は本当に凄いですね。