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バックロード・バスレフ 【Morel TSCM634 Titanium・・・・・・編】 試聴

CIMG6800.jpg

モレルのミッドバスをバックロド・バスレフ化して、試聴をしています。
このクラスの口径のウーファーは、意外と上が伸びていますので、試しにフルレンジで試聴を開始しました。
外径で160mmなので、公称口径は14cm級になるかと思います。
他社の16cm級だと高域に暴れが目立ち、フルレンジでは厳し物もありますが、このモレルのウーファーは特に気になるところは無く、少し物足りないですが、ハイ落ちのフルレンジで聴けます。

全体のバランスより、共鳴よって膨らませた低域の確認が 主なので、低域の伸びと量感、質を確認していきました。
当初は、過多気味・・・・ブミー・・・ボン付いた感じに聞えてきた。
そこで、ダクトの面積と長さを調整しながら聞きやすい音にしていきましたが、暫くすると異音が耳につき始める。

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異音の原因は、図面の赤丸の部分に設置されているポートの面積の調整用の板が共振していた。
板の裏側にフェルトかゴムシートを挟めば異音は無くなると思いますが、対策をしないで取り外して試聴を開始、低域の量感が増えた分、中高域の解像度が後退した。
この症状が出ると、ツイーターで補強をしないと音のバランスが取れません。
そこで、F社のT925にコーラルのトランス式アッテネータで、適当に高域を補正しました。

個人的な感想ですが、流石!14cm級のウーファーの低音を増幅すると凄い!
メインの20cm4発に負けないスケール感があります。
箱のエージングが済まないと何とも言えない部分もありますが、結果としては成功の部類に入ると思います。
ネットワークは、ツイーターにコンデンサー1発と長岡式BHと同じにしています。
箱が落ち着いてきたら、本格的な2way用のネットワークを組んで詰めます。

試しにZOOM(Q3)で録画?録音してみました。
音が良い感じに聴こえるジャズなので、試聴向きではありませんね。





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