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フルレンジの限界 【プラス・ツイーター必須】

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昨晩は、フルレンジの試聴三昧でした。
メインと聞き比べなければ十分な出来ですが、聞き比べると高域の質と広がりで引けを取ってしまう。
低音は、石田式バックロード・バスレフで質は別にして妥協できるレベルにまでなっているので、プラス・サブウーファーの選択種は皆無です。
事実、密閉のメインの低音と比べても許容の範疇に入ります。

しかし、高音は箱でどうのこうの成る代物では有りませんので、やはり、ツイーターの力を借りないと精神衛生上良くないですね。
ホーンツイーターは、FE以外では、音色が合わないと思い使用に躊躇いがありましたが、他のドームツイーターと比べると爽快感に差が出ます。

現状の箱の音の傾向だと、ホーンツイーターが好みだったので使用を決定、当初は、トランス式のアッテネーターを通して試聴していましたが、途中からアッテネーターを外してダイレクトに接続。
コンデンサーは、0.33μFのみの6dB/octで接続は逆相で行ないましたが、この接続だと音の広がりが減衰した。
この件は、他のシステムでも経験があったので、接続を正相で接続すると予想通りに改善される。
90度相がずれている計算になるのですが、僕の耳がいい加減なのでこちらの方が好みでした。
測定はしていませんが、高域の測定は低音ほど顕著には現れ難いのでグラフを見て違いが分かるかどうか心配です。






☆ネット上で拝見した情報なので、審議は定かではないですが、10cmフルレンジで20Hzを再生が出来ている方が存在するような文言を確認しました。

発信元は、製作をした当事者では有りませんが、どこかで確認されたのでしょうと発信元の方の職業を考慮すると信じるに値します。

理論的には、凄~く長い筒で共鳴されれば再生が出来そうな気がしますが、通常のユニットではドライブが出来ずに音圧が発生しないように考えられます。

バックロード・バスレフでも、音のバランスを考えると40Hzが限界で、30Hzの再生は可能ですが音のバランスは良くなくて、上の帯域のどこかでディップが発生します。
偶然に気にならない帯域でのディップなら問題は無いでしょうが、超強力なユニットで20Hzを再生できたとしても、バランスの悪い音の傾向になるように予想されます。

ネット情報なので当てになりませんが、10cmで20Hzを再生が出来た方がいたら、後学のために是非!試聴をさせていただきたいです。



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ツトムさん

メインと聞き比べなければ問題ないレベルですが、どうしてもメインの音を聞いてしまうと高域に不満が出でます。
MAOP11レベルなら、ツイーターはスパイス程度になります。

これは、フルレンジ全般に言えることです。

 

フルレンジではなく2WAYでの最初の調整は如何でしょうか?

 

suzukiさん
おおたんさん

物理的に再生は可能ですが、音楽性での実用化は厳しい結論になるとは推測していました。
今更ですが、このような事例を持ち出して自作スピーカー派を馬鹿にしている記事を見かけましたのでコメントしました。

 

おっしゃるようにピークのセンターが20Hzで共振したのでしたらどんなやり方でもその前後はストンと落ちていそうです
音楽鑑賞の道具は、物理の実験をしてるのではないので、50~60くらいまでフラットに来たら後はダラ下がりで、気持ち20も出てるかな~くらいでよろしいんじゃないでしょうか

 

共鳴管なら10cmで20Hzは簡単に出るのではないでしょうか。
実用性は別問題だと思いますが。
8cmで10Hzだとかいうのとは別次元の話だと思います(お笑いですが)。
私は33Hzで十分という意見です。

 

ツトムさん

コメントありがとうございます。
高調波の影響で、教書通りにしても良い結果が出なかったのですね。
聴いて良い方で、聴き続けます。

 

アールefuさん

20Hzはサブウーファーで信号を確認していますが、空気の振幅を感じるだけで、もう音呼べるものではないですね。

負荷を考慮すると面白そうですね。

 

0.33μFだとかなり高周波なので、少しの振動板の位置ずれで位相はずれてます。聴いてよかった方が乱れが少ないと思われます。

 

プラストゥイーターのコンデンサー1発接続は僕も好きな方法です。しかも0.1をどんどんパラって行く多本使用が好きです。

僕もカットオフ20HzでBHを造っていますが25Hz位から音にはなります。ただ、ほぼ聴こえません(笑)。
だったら意味ないじゃないかと思われますが、空振りではなく低域端まで負荷が掛かっている分、大きな音が出せるというメリットがあります。