新作 開口一発!相変わらずの咆吼!!

音を出すこと1時間あまり、自作スピーカーの醍醐味は、試行錯誤した結果を具現化して音が出た瞬間です。
この時ばかりは、我が子の産声を聞くような心境になります。
いつも、試作箱と言って箱を幾つも作っていますが、毎回、本気で作っています。
結果として良し悪しは出ますが、最終的には自己のベストの箱に仕上げています。
ですから、過去に作った物の方が良いなんてことが、多々あります。
気持ちは、チュレンジャーなので自己ベスト更新を目指して箱を作り続けるつもりです。
この度、縁がありまして3セットほど嫁入りしましたので、また、何セットか製作が可能となっています。
次は、10cm級に再挑戦をしようかと考えています。
いつもの癖で話が逸れました。
新作ですが、狙い通りに低域の量感と伸びが凄いことになっています。
咆吼、雄叫びを連想しています。
メインと比べると 【 本来は別物で、比べる必要は無いとと思います。 】 16cm級フルレンジでも音全体が、貧弱に聞こえてしまいます。
違いは、低音の再生帯域と量感、ミッドバス、ミッドの密度、厚みの違いが顕著に出ています。
これは、どんなに良いアンプや音源を持って来ても改善は出来ないでしょう。
出来るのは、箱の設計変更のみです。
現状では、プレッシャによる箱の癖などがあるはずなのですが、良い感じで鳴っています。
この後の作業は、面取り、研磨、塗装と進み、少し時間を置いて吸音材などを使用して音を整えていくつもりです。

このままでも良いような気がしますが、見た目も大事です。
特に市販品のドレスアップは半端ではなく、ドレスアップだけで価格の半分以上は掛けているように感じています。
市販品とまでは行きませんが、それなりに綺麗な仕上げにしたいと思います。