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部屋の環境を忘れて・・・いた。

このブログで、新作など録音して紹介していますが、肝心なことを忘れていました。
それに気がついたのは、録音したときの音源と試聴時の音源の相違なのですが、低域の違いは録音機の性能で致し方ないと感じています。
試聴時は、あまり感じられないサ行なのですが、録音時には強調傾向で録音されています。
低音の録音が巧く録されていない影響なのか、音全体のバランスから感じているのかは不明ですが、録音すると安物フルレンジでもツイーターをプラスしたような感じになっています。
なぜなんだろうと、素朴な疑問を持ち始めています。

考えられることは、部屋の環境の変化

自室は、見えないところまでルームチューンを施して、ブーミング対策を徹底的に行なっています。
見えるところは、簡単な処理で済むフラッタエコー対策、少し困難だった定在波の処理による低域の位相反転の対策など時間を掛けて実施しています。

現在の自室での会話は、ごく自然で響くようなことはない。
それでいて残響はそれなりにありますので、音楽を聴くとそれなりの広がり感やホール感も出ます。
しかし、直接的なサ行の強調録音の原因ではないですね。

CIMG8077.jpg

やはり、この角材が原因か?
この角材は、サイズは20mm×20mmの檜で匂いが良いので導入。
この角材の効果は、高域の拡散のために施しています。
音楽を、より楽しい方向にしてくれたのは事実で、耳にほどよい拡散がされているようですが、録音するとサ行が強調されるのか?
一度、角材の表面に布で覆って録音をしたいと思います。

日々慣れ親しんでいる自室は、ルームアコースチックの施し方は相当な量を行なっていますが、慣れ親しんでいるだけに部屋の性能を忘れていました。
自室で良い感じで鳴っていても、環境が変わると????に鳴る可能性を秘めていますので、新作は定期的に西伊豆の家で試聴した方が良さそうです。


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