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マイクロ・トレーダーさんのコメントへの返信

IMG_0072552.jpg

文章より漫画図の方が見やすいので、記事でコメントの返信とします。
最初から、寸法は決まっているのですが、板取に入ると無駄なく板取りをしたくなり、ころころと各部材のサイズを変えたりしています。
基本的に、BHBSは低音を持ち上げる手法ですので、試作段階では板を無駄なく使おうと試行錯誤しています。
ですから、板取り図や図面上の数字が変わってしまいます。
ご指摘のあった間違いを是正しました。
CADで描いていないのも間違いの元になっているようで、エクセルの目盛で確認した数字を書き入れていることも多々ありますので、ご指摘を受けると助かります。

スロートの面積と長さの間違いは命取りになりますが、他の部分は多少上下しても違いは微々たる物で、ダクトの面積の方が音への影響は大きいです。
漫画図は、基本的にはたたき台ですから、多少の数字を変更するのも面白いかと思います。

この漫画図が、最終的に決めて具現化した物です。

追記

IMG_0106.jpg

音道の広がり方で低域の再生力には大きな変化を与えますが、大概は出過ぎの状態をダクトの調整で良い感じのところが出ます。
それ以外で注意しているのは箱鳴りの対策です。
フロンバッフルを漫画図に、30mmのメルクシパインを積層させて48mmとして補強していますが、意外と天板が泣いて中高域を濁らせることがあります。
そこで、スロートと空気室に仕切り板を入れて一体化をして双方の水平部分の板を補強しています。
小さな気遣いが、測定では分からない部分の雰囲気を良くしてくれると信じています。

☆まだ、まだ、通過点なので改良の余地が残りますので参考程度にしてください。

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