石田式BHBSの箱の小型化への挑戦?

写真の箱は、FE103Aの音質改善の途中で製作された箱です。
木材は、アカシアの集成材ですので板の材質は本気モードですと言っても板1枚あたりの値段の違いは1,000円なので・・・
10cm級石田式BHBSの最終箱と比べると横幅が30mm、奥行き5mm、高さ30mmほど大きくしています。
FE103Aでは、流石にドライブが出来ないでいました。
他の10cmも同様で、低域過多の状況になっていましたので、貸し出し中のFE108solなら丁度良い感じになるのでは無いのかと感じたぐらいです。
試作や実験では、極端なサイズの違いの箱を作らないと音の違いが顕著に表れません。
少しぐらいだと妥協するか耳が慣れてしまうので、このような事を繰り返しています。
自室の場合に限りますが、バスレフ向きにユニットの場合の横幅は、160mmから170mm位が良さそうとの見解になっています。
最近製作した13cmは箱のエージングが済んだのか?板へのプレッシャが無くなったせいかは分かりませんが、放置してあった箱を久しぶりに聴いて・・・・???
大分、低域過多になっている。
この箱も、基本サイズより少し大きめにしてありましたので、多少の過多は予想していましたが、制御不能の域まで膨らんでいました。
口径アップして16cm級なら良い感じなると推測していますが、手持ちにある16cm級は音に飽きてしまったマークオーディオの製品しか無い。
食材と一緒で食べ過ぎたので暫くは入らない状態では、音の評価はできません。
気持ちは、10cmに興味が向いているので10cmに飽きるまで16cmの購入はありません。
そこで、大きめの10cmの箱に、13cmを移植したらと遊び心が出ています。

試しに、3種類の箱のサイズ確認をしました。
10cmの箱は完成度が高いので、サイズ的には10cm、13cm、16cmが妥当なのかと納得をしています。
自己の経験ですが、低域の量感の確認で、過多気味は口径を大きくする。
不足気味は、口径を小さくするとダクトでは制御不能だった箱が、ダクトで制御可能な状態になることが多かった。
空気室の容積の問題がありますが、石田式BHBSの基本は空気室の容積は通常のBHよりは大きいので、中域が痩せるような事は無かったと記憶しています。
なら、今後は空気室を小さくしたら箱の小型化に繋がるように思いますが、そこには拘りがありますので暫くはこの侭の路線で行くつもりです。
何事も、マンネリ化は飽きる元です。
趣味を長く続けていく秘訣は、絶えず何かしていることだと思います。
オーディオ愛好家と音楽愛好家、木工大好き人間の3重人格人間になっているようで、オーディオに拘ったり、音楽に拘ったりはたまた、木工に拘ったりと飽きること無く忙しく動いていると人生が楽しいですね。
日曜日は、我が家に来訪者がありますので、土曜日に実験が回せればと考えていますが、天気が良いと妻から階下の漫画本をブックオフに持って行くように命令をされる。
大量の古本御移動で体力的に元気がなくなるので・・・・・どうした物か?