当然!Qの低いユニットは箱が<大

何も裏付けは無いですが、一晩経ったので音の違いを確認しています。
W4-2124を単体で聴いている時の感想ですが、綺麗な高域なのか耳が高域寄りに振られている印象があります。
これは、良い音の必須条件なので問題は無いのですが、低音が少し寂しいような気もしています。
乾いた感じの低音の質なので好みの範疇かと思いますが、個人的にはもう少しウエットが好きです。
そこで、KF1018Aの音と聞き比べることにしました。
やはり、低域がKF1018Aに比べると寂しいので、音全体のまとまりも格下のKF1018Aの方が良い感じです。
脳内で低域を補正して推測をすると、W4-2124の高域はKF1018Aを圧倒しています。
低域の量感が多い分、バランス的に高域が弱く感じることはありますが、音圧上の違いではなさそうです。
許容の範疇と言えば言えないことはありませんが、箱屋の飽くなき探究心から言わせて貰えば、W4-2124には箱が小さい。
やはり、独自の設計が必要なようです。

スペックを見ても明らかですね。
FEとは一線を画しますが、W4-2124もオーバーダンピングに属するユニットです。
KF1018Aに比べて、単純に箱の容積も倍は必要になることが分かります。
KF1018A専用箱の倍の容積までは必要では無いですが、一回りか二回りは箱を大きくしてダクト径を大きくしないと上手に鳴って貰えません。
暫くは、エージングを兼ねてこの箱で鳴らすつもりですが、一度、13cmに変更予定の試作箱に入れて確認をします。
著作権に触れないソフトでアースのファンタジーを録音しています。
もう少し、低域の量感があり録音の良いソフトの方が違いが分かると思いますが、今回はこれで確認しています。
最初が、W4-2124からです。
KF1018Aは、途中からステレオにして2本混合で鳴らしています。