W4-1879+ホーンツイーターT-925A

FBの8cmクラブの投稿を拝見していたら、W4-1879+ホーンツイーターの記事が目にとまり、面白そうだから実験を回してみました。
僕も、以前はフルレンジに+ツイーター+サブウーファーが良いと思っていました。
この辺は、方舟や他のお部屋を見ていて感じたことと、自分の箱作り(低音再生能力)の未熟さもあったためでしたが、最近では、低音はサブウファー不要を目指しています。
高域に関しては、電気信号で合わせるのは違和感が伴うので、ルームチューンで高域の拡散など施しています。
調整としては、部屋の高域部分をライブ気味してフルレンジに限らずですが、高域不足や広がりを補っています。
ですから、聴感ではあまり感じないさ行が録音では、少し多めに録音されています。
部屋の環境の違いでは、やはり、ツイーターを使用して高域のレベルの調整は必要と思います。
そこで、試しにW4-1879にツイーターを加えました。
コンデンサーは、0.33μFを使用していますが、能率の違いで繋がりません。
そこで、簡易のアッテネーターを加えて音圧を調整しました。

W4-1879とT925Aのコラボは、悪くはないですが良くも無い。
無くても大差ないと言うか、T-925Aを強調すると音全般がツイーターに支配されてしまいます。
単純に、フルレンジがハイ落ちに聞こえているのならば高域の音圧調整は有りかと思いますが、自室では調整が大変なので無用の長物との判断に落ち着きました。

他にもテレビの裏側に転がっていたツイーターも試しましたが、ドームにしろホーンにしろ音圧を合わせると同じように聞えてきますので、自室ではW4-1879にツイーターは不要との見解になりました。
余談
KF1018Aのようなフルレンジでは、明らかに低音を持ち上げると抜けが悪くなり、解像度も音のバランスで落ちてしまうケースがあります。
これは、低音を持ち上げているためなので、誤魔化しならプラスツイーターが有効的でしょう。
この場合は、箱の作り直しになり、音のバランスを整えることを優先します。
ですから、ちょっとしたことで試作箱が部屋に転がってしまうわけです。
バランスを取ってもローコストのフルレンジは高級フルレンジの高域には及びません。
そこで、ローコストのツイーターをプラスすると大化けをします。
しかし、ただ繋ぐだけでは何もしない方が良い場合がありますので、難しく奥が深いですね。
最終的には、妥協できるか出来ないかの個人の意識になりますが、僕は我慢できずに最近の所業に至っています。
遊んでからのフルレンジへの出費を、高額なツイーター購入費の足しにすれば良かったと後悔しています。(大汗)