積層スピーカーベース製作

アカシア18mm厚集成材【3×6材】1枚を使用して製作をしました。
DCアンプマニアさんの要望で、既存のスピーカーベースの半分くらいの高さのベースで良いと言われましたので、無駄なく板取りをした次第です。
サイズ450mm×360mmの板が合計で10枚取れました。
片方5枚を積層すると90mmの厚みの板が出来ます。

圧着は完了しましたが、積層は、どうしても!
接着剤のはみ出しや板のずれが発生します。
そこで、表面の研磨が必要となります。

ランダムサンダーで、当初は60番のペーパーを使用して荒削りをして、次に120番、360番とバンテージを上げて研磨を進めて行きました。

オスモのノーマルクリアーで塗装。
塗装は、1回のみとして艶は少し抑え気味にしています。
アナログプレーヤーの台?将棋台?を連想しています。
重さもずっしりきます。

キャスターの取り付け。
錐で下穴を開けながら木ネジで固定します。

キャスター取り付け完了。
費用
板代 6,980円
キャスター代 580円×8個
他、接着剤、研磨材、機械使用料 約2,000円?
手間?
いずれにしても、自作の場合は安上がりは安上がりですね。

このゴム製ボールキャスターは、意外と高額になりますが、このキャスターとスピーカーに取り付けているフェルト製のインシュレーター擬きの組み合わせは、床に振動を伝え難い優れものです。
仮に手間を2万円程度乗せても35,000円以下ですから、オカルトオーディオ商品に比べれば激安ですし、効果は大です。