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斜材の取り付け

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工作の難易度を上げる斜材の取り付けですが、漫画図の数字の順に取り付けが簡単になって行きます。
ただ、強度の面で不安が残りますね。

①の取り付け側の板のザクリは、フライス盤等の機械が無いと難しいので素人工作のレベルでは無理。

②これは、単純に卓上の丸鋸でカットすれば可能ですが、微妙な角度をカットするのが難しい。

③板はカットせずに補助の板を取り付けて誤魔化す。

④隙間をパテ等で埋めて対応。

⑤隙間は埋めず板の角のみで空気の漏れを対応(接着剤を多めにする。)

今回は、工作の難易度を下げる実験で④と⑤を採用して箱を組んでいます。
結論から述べると、④は問題ないですが、隙間が少ないと手が入らないのでパテが旨く塗り込めないのであらかじめパテで造形をしてから行なうと酔いですが、工作レベルが少し上がりますね。

⑤は角の部分しか当らないので空気漏れが心配になります。
角をカンナで少し削ると良いですが、今回はそのまま取り付けました。
但し、継ぎ目に隙間があるかないか確認をしてから側板を取り付けました。
結果は、低域の出方に差はありませんでしたので、⑤の取り付けでも良いと思います。
経年でたまに、接着剤がはがれて隙間が出ている箱がありますが、この隙間の空気漏れが原因で低域の量感が減ったと思うことは無かったです。

出来れば①②が理想ですが、効率の良いコニカルの音道を簡単に製作するなら④か⑤でも良いと思います。

また、色々と新作で迷いが出ていますが、暫く悩んでみます。
話は変わって、今年もステレオ誌主催の付録スピーカーコンテストを開催する予定だそうです。
締め切りは12月10日で、開催予定は2月となっているようですが、コロナ次第でどうなるのか?

歌謡曲・・・Jポップが合う?OM-MF4





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マイクロ・トレーダーさん、muukuさん

アドバイスをありがとうございます。
どちらも、実践してみます。

工作難易度では 

以前に斜材の工作に③の方法で行いましたが、先に補助材を寸法位置に接着してこれをガイドに斜材を取り付けると言う手順にすると工作(位置決め、垂直等)が容易になったので難易度を下げる効果がありました。

という訳で量感に影響ないのであれば、初めて斜材工作される方の場合は③もいいかもしれないと言う個人的感想です。


 

突き当てる板の方にも「トリマー」で、ごく浅いほぼ同径のアールを掘ることができれば、さらに良いかもしれませんね。

 

マイクロ・トレーダーさん

R加工は、グッドアイディアですね。
カンナで削る程度しか、思い浮かばなかったです。
補強でパテを併用するのがよりベターですね。
次回作で実践してみます。

 

Kenbeさん こんにちは

⑤の応用で、斜め板の「接する角」を適度に大きなアールで丸める…、というのはどうでしょうか?。作図的には、直線と曲線との接するところは「点」でしかありませんが、現実的には接着面積が増えると思います。②の神経質さもありません。加工の難易度は上がりますが、「トリマー」があれば一瞬です。さらに念を入れるなら、これに④の要素を加える。